数学 「オイラーの多面体定理について」
要 旨:
どのような多面体でも、(頂点の数)−(辺の数)+(面の数)=2という式が成り立つ。これを「オイラーの多面体定理」という。わたしたちは、この定理に興味をもち調べてみた。
物理 「ガウス加速器の研究」
要 旨:
ネオジム磁石と鉄球を使った、ガウス加速器について研究した。鉄球の加速原理の理解から、力学的エネルギー保存則と運動量保存則の検証を行った。また、配線レールを使った、3連ループの作成も行った。
化学班 「水に浮き回転する紙の秘密」
要 旨:
小さく長方形に切った紙に、微量の有機化合物を染み込ませ水に浮かべると、くるくると回転する。代表的な有機化合物として、炭化水素、アルコール、カルボン酸を用いたが、回転時間と分子量、蒸気圧、溶解度の間に、ある特徴が認められた。また、構造異性体についても回転時間を調べたところ、ある特徴が認められた。回転時間を調べるのに適した紙さがし、紙の形の選定、微量を滴下することができるピペットづくりなど、研究過程における試行錯誤もあわせて紹介する。
生物1班 「味覚(舌と味の関係性)」
要 旨:
人の味覚の感じ方にはどのような特徴があるのか、という疑問から甘味・苦味・辛味・酸味の4つの味覚について調べた。生物班が考えた、人それぞれに味覚を感じる場所が異なり、また性別による違いがある。また、閾値の違いには性別、普段の運動量の有無、風邪や鼻炎、ストレスの有無が関係する。という2つの仮説のもと実験を行った。